茨城県では、交通事故死者:9~10月、高齢者が21人と半分以上
茨城県では、 9~10月の交通事故死者37人のうち、65歳以上の高齢者が21人(約57%) と半分以上を占めていたそうです。
1~8月は死者153人中、高齢者は53人(約35%)だったが、秋になり日没が早くなったため、
夕暮れ時は車が確認しにくく事故が増加する傾向にあります。高齢者は注意力の低下や回避行動の遅れのため特に注意する必要があります。
高齢者の死者21人の内訳は、歩行者9人▽四輪車5人▽二輪車4人▽自転車3人で、歩行中が最も多く、時間別では、
午後4~6時が4人▽午後6~8時が3人で、夕暮れから夜にかけて多くなっています。
例年、年末は、高齢者の死亡事故が多発することから、歩行者、自転車利用者への街頭指導や運転者に対する「ライト早め点灯運動」
を展開するなど注意を呼びかける必要があります。【2006.11.16 毎日新聞 朝刊より】